組織論~其の壱~

※このブログは『経営理念コンサルタント 秋葉亮爾』(Livedoorブログ)のリバイバルです※



今日はハーズバーグ様からカリマス(借ります)!!の巻き其の壱です。
経営を考える上で、『もう一つ』大切な事です。

それでは想像してみてください。

世の中に【ゴミ拾い】という仕事しか存在していないと仮定してください。
拾ったゴミは、重さに比例してお金に換えられます。

あっ、そうそう、『そんなことは非現実的だから意味ないじゃん』って思われた方も、とりあえずお付き合いください。

その【ゴミ拾いをする会社もしくはチーム】には下記のタイプがありました。


①より多くのゴミを拾うことを追求する会社もしくはチーム

②より大きなゴミを拾うことを追求する会社もしくはチーム

③ゴミを拾う事でその地域に住む人や動物が快適に暮らせるように心から願っている会社もしくはチーム

④より重いゴミを拾うことを追求する会社もしくはチーム


ここで「おやっ!」っと気づかれた方も、もう少しお付き合いください。

あなたはどの会社もしくはチームで働きたいですか?


①より多くのゴミを拾うことを追求する会社もしくはチームで働きたいと思った方。
あなたの方がその会社もしくはチームより多くのゴミを拾えるようになったとしたら。。。。。
その後も会社もしくはチームで一緒に働こうと思いますか?
一緒に働こうと思う場合、その要因は何ですか?

②より大きなゴミを拾うことを追求する会社もしくはチームで働きたいと思った方。
あなたの方がその会社もしくはチームより大きなゴミを拾えるようになったとしたら。。。。。
その後も会社もしくはチームで一緒に働こうと思いますか?
一緒に働こうと思う場合、その要因は何ですか?

④より重いゴミを拾うことを追求する会社もしくはチームで働きたいと思った方。
あなたの方がその会社もしくはチームより、もっと重いゴミをたくさん拾えるようになったとしたら。。。。。
その後も会社もしくはチームで一緒に働こうと思いますか?
一緒に働こうと思う場合、その要因は何ですか?

③ゴミを拾う事でその地域に住む人や動物が快適に暮らせるように心から願っている会社もしくはチームで働きたいと思った方。
あなたの方がその会社もしくはチームより多くのゴミを、より大きなゴミを、より重いゴミを拾えるようになったとしたら。。。。。
その後も会社もしくはチームで一緒に働こうと思いますか?

思うでしょ!!!


ハーズバーグ様はこんな理論を教えてくれた先生です。勿論、直接教えて頂いた訳ではありません。元祖MAS監査の岩永經世先生の『考える言葉シリーズ=社員満足H19.5.7』からお教え頂きました。(お借り致します)


【用語】 ハーズバーグの2要因仮説
【読み方】 ハーズバーグノニヨウインカセツ
【定義】 ハーズバーグによる、動機づけには、作業環境や就労条件などの「衛生要因」と仕事の達成や業績の承認、職務に対する責任や権限委譲などの「動機づけ要因」の2つの要素があるという理論。
衛生要因は、満たされていないと不満足につながるが、満たされていてもやる気にはつながりにくい。動機づけ要因は、満たされていなくても不満にはならないが、満たされると満足度が高まりやすい。
《出典:研修ネット様 http://www.e-kensyu.net/mlnews/backno/vol29.shtml》ありがとうございます。

「衛生要因」=『経営理念』
「動機づけ要因」=『ビジネスモデル』
こう位置づけた場合、どう読み取れるでしょうか?

詳細は、其の弐以降で明らかにしたいと思います。

2007年06月11日|ブログのカテゴリー:組織